「花まつり」は、お釈迦さまのご誕生をお祝いするとともに、
お釈迦さまが説いてくださったみ教えをきかせていただく日です。
新年度、最初の仏教行事を通して、仏教を基盤とする崇徳中学校・高等学校で学校生活を送る
という意味を考えるご縁となりました。
花まつりでは、花御堂の中に誕生仏をご安置し、甘茶をかけてお祝いします。
その由来は、お釈迦さまがご誕生になられたとき、天から甘露の雨が降りそそいだといわれています。
1校時目の花まつりLHRでは、
お釈迦さまの「一切の生きとし生けるものは、幸せであれ」(『スッタニパータ』)ということばを通して、
クラスやクラブの仲間との関係性について考える機会となりました。
その後、2校時目に中学生、3~5校時にかけて高校1年生15クラスの灌仏行事を行いました。
また、高校2・3年の希望生徒は、お昼休憩に「灌仏」と甘茶の接待を行いました。
スクール・プラザでは、たくさんの生徒が甘茶の味を楽しみました。
ほんのりとした甘茶の甘味をはじめて経験した生徒も多く、
砂糖が加えられていないことに驚く表情も印象的でした。