1月15日(月)、16日(火)に、崇徳中学校の1年生が、宗祖親鸞聖人のご命日(1月16日)にあたり、
広島地方(安芸)の精進料理・伝統料理である「煮ごめ」を作り、実食する体験を行いました。
15日(月)は家庭科の授業で「煮ごめ」をつくり、16日(火)は、講堂で集いを行い、その後、教室へ戻り実食をしました。
広島地方は浄土真宗の信仰がとても篤い地です。
この地方では、親鸞聖人のご命日の前日である1月15日を「おたんや」とよび、
お寺にお参りして親鸞聖人のお徳をしのびつつ「煮ごめ」を食べる習慣がありました。
日々の食事において多くのいのちをいただいていることから、精進料理をいただき、改めて生かされていることに感謝する機会になりました。
飽食の時代といわれる現在、中学生が精進料理である「煮ごめ」を作り、せめて一食だけでも精進の生活をすることにより、命をいただいて生かされていることを改めて感じていただいと思います。
ちなみに野菜は、9月に農業体験で種付けした野菜たちです。